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    小説3部作 一挙連載 『背中合わせのアキ 中』 著:ソースケ

    2011年02月21日 11:30

    小説3部作 一挙連載 背中合わせのアキ  著:ソースケ TOP ダイスケ 小説企画第一弾 2話目

    『第1話』に引き続き2話目を公開したいと思います。
    読んでいただけると幸いです。
    『背中合わせのアキ 中』

    小説3部作 一挙連載 背中合わせのアキ 中  著:ソースケ

    会社の先輩には「学生気分が抜けていない」と注意された、
    その学生すらまっとう出来なかったのに学生気分もあったもんじゃない、
    逆に教えてほしいくらいだ、そうすればまともな学生生活を
    送れたかもしれないのに。

    「先輩?」

    と声を掛けられて体がビクッとした、
    思っていた事が口から漏れていたのかと思った。
    振り返ると、同じ歳くらいの集団の中からこっちへ女の子が一人
    走ってくるのが見えた。

    「・・・・」
    誰だ?
    「なんでスーツ着てるんですか?」
    「誰?」
    「記憶障害ですか?」

    ・・・失礼な奴だな、と思った瞬間に違和感を感じながらもなぜか前にも
    こんな会話をした事がある気がした。

    「先輩、大学行かなかったんですね?」
    「お前もしかしてアイか?」
    「・・・アキです、覚えてないし名前間違えるし、二重で失礼ですね。」

    「ここで折れずに噛み付いてくるのはお前しかいない、
    久しぶりだな、
    かなり印象変わってて最初本当にわかんなかったよ。」

    アキは、高校時代僕が所属していたバスケ部とは別の、女子バスケ部に
    所属していた後輩の女の子。
    男子バスケ部は部員が少なかったのでよく女子バスケ部と合同で練習することも
    あったから少し話すようになっていた子だった。

    「2年振りですね。で、なんでスーツなんですか?」
    「進学より、就職を選んだからだよ。」
    「ふ~ん」
    興味ないならなぜ聞いた・・・
    「ゆっくりしゃべりたいけど、俺はまだ客のとこに行かないといけないし、
    お前も友達待たせてるだろ、連絡先変わってないならまた連絡するから
    今度な。」

    言って歩き出そうとした時に巳唖は急に急ぐように口を開いた。

    …つづく

    『第1話』はコチラから

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